ミネラルって、なぜ大事?

ミネラルが大事!というのは

何度かメルマガやHPの記事でもお伝えしてきました

しかし、どれほどミネラルが重要なものか

本当によく理解していなければ、

あえて、ミネラル摂取を実践しようという

行動にはつながらないでしょう

また、ミネラルの重要性がわかってきた人からは

こんな声も聞こえてきます

じゃあ、どうやって摂ったらいいの?”

そこで、ミネラルがなぜ重要なのか

そして、どうやって摂取するのか

基本的なお話をします

ミネラルは海や土の中に存在します

陸地のミネラルでも、

もともとは海の塩や海底に堆積した藻やプランクトンが

地殻変動で陸地に上がったものがあったり、

海水から蒸発した水分に取り込まれて、空に上がり、

それが雨水として降り注いで、

土壌に取り込まれたミネラルもあります

いずれにせよ、ミネラルは

海水や岩石、土壌の中にあるものです

それを微生物やプランクトンや藻や

植物や魚介類や動物などの生物が

栄養素として吸収しています

普段、われわれは意識しなくても

これらのミネラルを様々な形で

カラダに摂り入れています

「水」」や「塩」や「食事」からです

天然水には、石や岩から溶けた天然のミネラルが入っています

また、塩や海藻や魚介類には海水のミネラル分が入っています

野菜やお肉には土壌のミネラルが入っています

ただ、現代の食生活では意識しないとミネラルは不足しがちです

そして、ミネラル不足は万病の元になります

なぜかというと、

ミネラルは生命活動に欠かせないからです

その仕組みはこうです

人体は様々な活動をして生命を維持しています

呼吸、消化、栄養素の吸収、栄養素の運搬、

栄養素をエネルギーに変える代謝

そして、毒素の排出、

さらには肉体を動かすための筋肉の収縮運動まで

すべては「酵素」が介在して行われています

酵素なしには生命活動が営まれないということです

体内には数千種類の酵素があります

ミネラルは、これらの酵素を働かせるために

欠かせない物質なのです

酵素はタンパク質からなりますが、

ひも形やらせん形や立体構造など、

いろいろな形をしています

その立体構造を保つには、ミネラルが必要で

ミネラルがなければ、酵素は正常な働きができないのです

例を挙げると、

細胞レベルで様々な活動を行う

ATPアーゼ」という酵素群があります

ATPアーゼは、筋肉の収縮、細胞内外の物質の輸送、

解毒作用、発電など細胞レベルにおける

多くの生命活動を担います

ATPアーゼにはマグネシウムがないと

機能しないものがあります

この酵素なくしては細胞の活動は営まれず

つまるところ、

マグネシウムというミネラルなしでは、

一部の生命活動は完全に止まってしまうということです

また、新しい脳細胞のつながり

神経細胞の中で新しいシナプス細胞を生み出すには

カルシウムを含む酵素が欠かせません

カルシウムがないと働かない酵素は、

カルシウム依存酵素と呼ばれます

カルシウム依存酵素はその名の通り、

働くためにはカルシウムが欠かせません

酵素を活性化するために重要なミネラルは

マグネシウムやカルシウムだけではありません

酵素の活動に必要なミネラルを

挙げればきりがありません

人体中の酵素は5千種以上

それぞれに特定のミネラルが必要とされ

超微量元素まで入れるとミネラルの種類は90種ほどあります

そのどれもが、ごく微量なレベルでは必要とされるのです

千人に一人といわれた最も重要な科学者の一人に数えられる

生化学者ライナス・ポーリング博士は、こう言いました

「すべての病気の原因をたどっていくと

ミネラル不足に行き着く」

また、こうも言われたそうです

「人間の細胞は、老化が早まるのをさけるために

72種類以上のミネラルを必要とする」

そこで食事や健康にこだわる人には

毎日の生活の中でどうミネラルを摂っていくかを

意識することが重要なポイントになります