新型コロナウイルスって怖いの!?(6)―バイオテロの可能性

これまでは、ウイルスそのものより

免疫の異常反応(サイトカイン・ストーム)が危険だ

と言いましたが、

新型ウイルスは未知のものであるため、

普段以上の感染症対策が良いことはいうまでもありません。

ただ、ウイルス自体の危険性についてはどうなのか、

バイオテロの可能性の観点から

考えてみたいとおもいます。

SARSやエボラ、エイズなど、

近年登場してきた新型ウイルス

先進国の生物兵器研究所で

人工的に合成されたという情報があります。

今回のウイルスも8割ほどは遺伝的に

SARSと同じ構成であることが判明しています。

現在の生物工学では、自然界のウイルスの遺伝子を分析し、

それを再現する「リバース・ジェネティクス法」

という技術があります。

現在は、インフルエンザをはじめとする数々の人工ウイルスが、

この技術により合成されています。

世界各国に存在する生物兵器の研究所は、

いずれも表向きは、感染症対策の研究所として設立、

運営されているため、一般市民はウイルスの合成技術が

日常的に使われていることを知りません。

ウイルスが人工的に合成され、バラまかれている

といった話などしようものなら、すぐに空想だとか

陰謀論だと判断され、おかしな話をする人だという

レッテルを貼られてしまいます。

しかし、現実は違います。

イギリスやアメリカといった世界を代表する国家は、

ここ数十年間、自国民を標的に数限りない

生物化学兵器の実験を繰り返しています。

そして、その実態もすでに公開されています。

アメリカ軍は1949~1969年の間だけでも、

200以上の自国内の居住地域で秘密裏に細菌や

化学物質の散布実験をしており、

これらの実験は1977年に

上院聴聞会で公表されています。

また、イギリスでも国防省が2002年に、

1940~1979年までの40年に渡り、

自国民を実験台に各種細菌の散布実験をしてきた

ことを公表しています。

この実験では、軍と国立化学兵器研究所が協同で、

クルマや飛行機や戦艦から大腸菌や炭疽菌といった

さまざまな細菌の他、化学物質を100回以上に渡り、

秘密裏に散布していました。

標的は、驚くべきことに自国民だったのです。

そして今回、中国で新型コロナウイルスの感染が起きました。

発生源とされる武漢には、英・米・フランスといった

国連の常任理事国を中心とする国々が協同して設立した

ウイルスの研究所があります。

この施設は、特にウイルス学に詳しいフランスが

技術協力しています。

なぜフランスが? と思われる人が多いでしょう。

ここで忘れてはならないのが、

中国もれっきとした国連の常任理事国だということです。

第二次大戦後は表向き、

国連が世界の平和を管理するという形で世界が動いています。

裏には、欧米の金融財閥がいます。

国連が核兵器を管理するルールを作り、

ウイルス対策、感染症対策のルール作りも同様です。

核開発は表向き、禁止されていますが、

常連理事国の間では、国家の垣根を超え開発されてきました。

表向きは、敵味方の米ソ間でも戦後、

アメリカからソ連に核技術が密輸され、

同じように中国にも流れ、東西の緊張、

ニセの冷戦構造が何十年と保たれてきました。

生物兵器の開発においても同じように、

表面上の敵味方に関係なく、

各国が連携して行っています。


今回の新型ウイルスの感染も

世界規模の政治的な思惑の中で

動いている可能性が大きいのです。

新型コロナウイルスって怖いの!?(7) ―バイオテロの目的から考える に続く