抗生剤-現代人にかけられた最大の呪い

何かの感染症のたびに病院で気軽に処方され、

多くの人が気軽に飲んでいる薬があります。

抗生剤です。

どんなバイ菌でも一発で殺してくれる

“頼もしい味方”です。

子どものとき、風邪をひくたびに

抗生剤を飲んだことがある人は多いでしょう。

私もその一人です。

過去二年間で抗生剤を飲んだ人も多いのではないでしょうか。

もし、そうだとしたら、

これからのお話は、自分に当てはまる

とても重要な内容かもしれません。

この話は、本やサイエンス誌にもあまり出てこない話です。

健康に役立つ「お得情報」という次元の話でもありません。

肉食をさけ、オーガニック食にしている人

また小さな子どもを持つ親なら

ぜひ聞いてほしい情報です。

ジャンクフードやファストフードや

糖質が多いものばかり求めてしまう

という人が多い世の中。

子どもの間にも肥満が増えています。

何かおかしなことが起きているのです。

私たちの知らないところで、、、

その裏にはいつも、現代医療を正当化する

存在がみてとれます。

ダイエットを決心しても、食欲に勝てない、、、

これはあなたのせいでもなく、

あなたの意志が弱いからでもありません。

単にカラダが甘い物を欲しているだけのこと。

それは、あなたのせいというより、あなたの体内で

“何か”おかしなことが起きているから

かもしれないのです。

なぜ、われわれは良い食べ物でなく

悪い食べ物を求めてしまうのか、

不思議ですね。

この謎は、「人体の驚くべき仕組み」と

「それを計画的に破壊せんとする企み」

という奥に隠された仕組みを知ると解けます。

さて、

われわれの身体は、自分だけの

独立した存在ではありません。

われわれ自身の細胞以外の他の生き物と

共存して、カラダは成り立っています。

膨大な数の微生物がわれわれの体内に

棲んでいることは、みなさんご存知と思います。

体内の微生物の数は

情報源によっても違いますが、およそ25兆。

彼らもわれわれの細胞と同様、

生き物として生存しています。

われわれも彼らなしでは生存できません。

彼らの中でも良い菌は、感染や病気を防ぎ、

われわれのカラダを守ってくれています。

微生物の存在は、

われわれの健康に欠かせないものなのです。

いろいろな菌の集合体、

体内の微生物の一群は「細菌叢(さいきんそう)」と呼ばれます。

この細菌叢が、どこから来たかご存知でしょうか?

それは自分の母親からです。

生まれるとき、産道を通り抜けるときに、

これらの細菌叢を母親から受け継ぎます。

われわれは母親から体をもらうだけでなく

細菌叢も一緒にいただくのです。

そのため、産道を通らずに生まれてくる

帝王切開で生まれた子供は、

生後半年以内に病気にかかる率が高くなります。

これらの細菌叢の大半は、消化管の中に棲んでいます。

胃や小腸や大腸です。

彼らの食糧はわれわれと同じ。

われわれが摂り込んだ食物から

栄養を吸収しています。

これらの細菌叢は、あなたの脳に

「これこれの栄養を補給してくれ」と

ダイレクトに脳にメッセージを送ります。

彼らがメッセージを伝えるために使う物質は

体内で生成される「ホルモン」です。

彼らは生体ホルモンを信号として使い、

脳にメッセージを伝えるのです。

脳は細菌たちからのメッセージによって

胃が空腹か満腹か、胃の状態を知らされます。

胃が今、どんな状況か、

どれだけ食べ物が消化されているか

他に何を求めているか、などなどです。

胃や消化管の中の世界を熱帯雨林の

ジャングルとして想像してみてください。

脳が消化管内の微生物が求める食べ物を与えれば

かれらは満足します。

しかし、この胃と脳のコミュニケーションが

上手くいかないようになってしまうことがあります。

その原因が、「抗生剤」です。

抗生剤は胃の中の菌まで殺菌してしまうため

その菌によって制御されている脳への

コミュニケーションに障害が出てしまいます。

この胃と脳のコミュニケーション不全が

異常食欲を起こし、現代人の肥満を

増加させているのです。

世界的に普及している抗生剤は、

単なる薬害レベルの話でなく、

われわれの世界で起きた最悪

最大の呪いかもしれないのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

細菌叢を破壊するある“人工甘味料”とは?

子どもを襲うあの“抗生物質”が復活する動きが水面下で進行中!?

細菌叢を健全に保つ食事と生活習慣をまとめてご紹介

詳しくは、

「抗生剤-現代人にかけられた最大の呪い②」

「抗生剤-現代人にかけられた最大の呪い③」

シンカーメンバーシップ会員サイト(有料)にて!